池袋はJR山手線、埼京線、湘南新宿ラインをはじめ、東京メトロ丸の内線、有楽町線、副都心線、さらには西武池袋線、東武東上線が乗り入れている一大ターミナル。交通至便なため、池袋からは多くの旅行会社の日帰りバスツアーが発着しています。
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更新日: 2024/12/01
日帰りバスツアー池袋発の
おすすめコース
池袋はJR山手線、埼京線、湘南新宿ラインをはじめ、東京メトロ丸の内線、有楽町線、副都心線、さらには西武池袋線、東武東上線が乗り入れている一大ターミナル。交通至便なため、池袋からは多くの旅行会社の日帰りバスツアーが発着しています。
新聞広告などでもよく目にする「日帰りバスツアー」。「日帰りバスツアー」とは貸切バスで移動しながら旅をする旅行会社主催のパッケージツアーのことで、「募集型企画旅行」と呼ばれる契約形態です。「日帰りバスツアー」は旅行会社がツアーの行程の企画、料金設定など商品を造成してから参加者を募集します。通常、「最少催行人数」が設定されていて、「最少催行人数」を満たす参加者が揃うとツアーが実施されます。
「日帰りバスツアー」の大きな魅力は何といっても移動が楽ということではないでしょうか。公共交通機関ではアクセスが不便な場所でも「日帰りバスツアー」なら直行することができます。またマイカーで行く場合、カーナビが普及しているとはいえ、慣れない道の運転でありがちなのが道迷い。道に迷って、大幅に時間をロスすることも少なくないです。道路事情にも精通した「運転のプロ」が運転する「日帰りバスツアー」ならそんな心配もありません。また自分で運転しなくてもいいので、日本酒やワインといったアルコールも飲むことができます。また、人気のスポットなどは入場を待つ人の列で時間がかかることもあります。あらかじめコースが設定されている「日帰りバスツアー」なら「入場予約」がされていて、スムーズに入場できるといったこともあります。また「日帰りバスツアー」は出発日の前日まで申し込み可能なコースがあるなど、「気軽に、手軽に」申し込めるのも魅力です。
池袋発の日帰りバスツアーはどんなツアーがあるのでしょうか。池袋発の日帰りバスツアーの人気テーマを紹介します。
池袋発の日帰りバスツアーではブランド牛のステーキや、カニやフグ、アワビといった目の前の海でとれた新鮮な海の幸、ケーキからメロンをはじめとした各種フルーツ盛り合わせといったスイーツや地域の人々に長年愛され、親しまれ、そして外からやって来た人たちも魅了するご当地グルメ、伝統的な郷土料理など様々なグルメを楽しむことができます。特に「海鮮浜焼き食べ放題」など「食べ放題」が含まれるコースではその地域自慢の海の幸やご当地の名産品など、美味しいものを思う存分満喫できて食欲を満たしてくれます。
毎年1月から5月を中心とした「イチゴ狩り」、6月の終わりから8月の終わり頃にかけての「桃狩り」、8月から10月にかけての「ぶどう狩り」、8月中旬から10月下旬にかけての「梨狩り」、9月から11月にかけての「りんご狩り」、10月の半ばから1月の終わり頃までの「みかん狩り」といった農園で季節のフルーツを自分たちで収穫できる日帰りバスツアーです。同じ果物でも時期によって収穫できる品種が異なっていて、異なる品種の味覚を味わうこともできます。収穫した果物は持ち帰って家で食べることもできますが、その場で食べることもできます。
日本には春夏秋冬の四季があり、それぞれの季節が自然の風景を彩り、美しい景観を楽しませてくれます。梅や桜、芝桜、バラ、菜の花、ネモフィラ、チューリップ、あじさい、ラベンダー、ひまわり、コスモスといった春から秋にかけての花々、そしてイチョウや楓の紅葉など色彩豊かな自然の風景を眺めながら日常を忘れたひと時を過ごすことができます。池袋発の日帰りバスツアーではその土地の観光スポットや日帰り温泉とあわせてコースが組まれています。お花の名所は公共交通機関でのアクセスがあまり良くないところも多く、日帰りバスツアーならではのメリットも活きてきます。
日本各地の温泉地の旅館・ホテルでは宿泊に加えて「日帰り温泉」を行っているところが多いです。フルーツ狩りや季節の花をテーマにした日帰りバスツアーの中で温泉旅館や温浴施設で温泉を楽しむ行程が組まれていることが多いです。池袋発の日帰りバスツアーでは滞在時間も60分~90分で組まれているコースが多く、ゆっくりと温泉に浸かって日頃の疲れを癒すことができます。
池袋発の日帰りバスツアーでは「インスタ映え」しそうなきれいな景色を楽しめる絶景スポットを訪ねるコースもたくさんあります。展望台や展望デッキを訪ねて、自然によって育まれた神秘的でダイナミックな風景を堪能して、日常を忘れたひと時を過ごすことができます。絶景スポットまではロープウェーやケーブルカーなどに乗って移動することもあります。美しい景観を楽しみながら「空中散歩」も楽しめるコースもあります。
池袋でよく日帰りバスツアーの発着場所として利用されているスポットは次の通りです。
池袋駅西口のシンボル東京芸術劇場。コンサート、演劇、ダンス、ミュージカルと、4つの専用劇場を有し、ギャラリーやショップも備えた複合文化施設。この東京芸術劇場の前の劇場通りがバスツアーの集合場所になっています。東京芸術劇場は地下で繋がっていて、移動も楽です。
池袋駅東口を出て、道路を渡ってまっすぐ延びている道路がグリーン大通り。このグリーン大通り上にツアーの集合場所を設けていて、出発するツアーがあります。
大阪・京都他関西方面、名古屋、新潟、仙台など各地への高速バスが発着する「サンシャインバスターミナル」。池袋サンシャインシティ内にバスターミナルがあり、ここから出発するツアーもあります。JR池袋駅からは少し離れますので、ここを出発するツアーに参加する場合は、駅から集合場所への移動時間に余裕を見た方が無難です。また東京メトロ有楽町線の東池袋駅の利用が便利です。
池袋発の日帰りバスツアーの目的地を方面別に見てみましょう。
富士山周辺がやはり人気。河口湖周辺や忍野八海、鳴沢氷穴をはじめ、「フルーツ王国山梨」ならではの季節のフルーツ狩りと食べ放題、ワイナリー訪問、桔梗信玄餅詰め放題などグルメを楽しめます。清里テラスなど八ヶ岳周辺の高原リゾートを訪ねたりします。また静岡県側の富士山の絶景を堪能できる三島スカイウォークなどを訪ねたり、御殿場プレミアムアウトレットでの買い物を楽しめるコースもあります。静岡方面に行くコースでは「お寿司食べ放題(うに、いくら)」など新鮮な海の幸を楽しめます。また大井川鉄道に乗車するツアーも多いです。
群馬・栃木方面では世界遺産日光東照宮をはじめ、迫力の華厳の滝や穏やかな湖面が美しい中禅寺湖、四季折々の花々と冬のイルミネーションでおなじみのあしかがフラワーパークなどを訪ねます。伊香保温泉への日帰り入浴や、蔵の街栃木を訪ねるコースもあります。佐野プレミアムアウトレットでの買い物を楽しんだり、紅葉の時期を中心にわたらせ渓谷鉄道に乗車するコースなどもあります。また魚沼など新潟県の中越地方を訪ねるコースもあります。
東武東上線、西武池袋線といった埼玉方面に向かう路線が発着するだけに、埼玉方面に向かうツアーもあります。北欧に流れているような、心地よいひとときをのんびりと過ごせる「メッツァビレッジ」とムーミンの物語を追体験できる「ムーミンバレーパーク」、長瀞渓谷など秩父を訪ねるコースがあります。
「急に一日休みができたからどこか行きたい」といった時など間際まで申し込みを受け付けてくれるバスツアーはとっても便利。しかも入場料や食費、交通費なども含まれていて、リーズナブルな価格でお手軽に旅を楽しむことができます。しかも個人での手配も一切必要なし。旅行会社では色んな旅行会社が主催するバスツアーを販売している会社もあります。「旅のプロ」に要望を伝えると希望に沿ったコースも案内してもらえて、自分で探す手間も省けます。気軽に、手軽に、そして安心してバスツアーを楽しんでみてはいかがでしょうか。
奈良大学文学部文化財歴史学科卒業。
資格:博物館学芸員。日本考古学協会賛助会員。2020年度「吉野アンバサダー」。
ホテル、外資系航空会社勤務を経て、個人旅行に特化した旅行会社で企画を担当。お客様の希望に応じた「オーダーメイドの旅」の企画・提案に携わる。ヨーロッパ各地の音楽祭、オペラ・クラシック公演鑑賞、音楽家ゆかりの地巡りなど音楽旅行を中心に手掛ける。現在は「日本再発見」をテーマに西日本を中心に各地に残る歴史・文化遺産の魅力を発信している。過去に手掛けた旅行は1000件以上。