バスツアーは季節に応じた話題の絶景スポットや、グルメや温泉ほか、旅の旬を熟知している旅行会社の「こだわり」が詰まったバラエティに富んだ商品がいっぱい。日本には春夏秋冬の四季があり、それぞれの季節が自然の風景を彩り、美しい景観を楽しませてくれます。「お花」はバスツアーの人気テーマの一つ。夏空の下、元気いっぱいに咲き誇るひまわりの花は人気。夏のバスツアーでは全国各地のひまわり畑を訪ねます。ここではバスツアーで人気のひまわり畑スポットを紹介します。
目次
ひまわりの魅力
ゴッホの名画でもおなじみのひまわり。原産地は北アメリカです。1茎に1花が咲いて、草丈は2〜3mに達する姿が一般的ですが、品種改良によって草丈10センチほどのプランター向きのものや八重咲き品種などもあり、バラエティに富んでいます。「ひまわり」という名前の名前の由来は、「太陽の動きを追うように、花が回る」という特徴にあるとのこと。夏の日差しを浴びて元気いっぱいに花を咲かせるお花らしいですね。ちなみにひまわりの花言葉は「あなただけを見つめる」「憧れ」「情熱」です。
ひまわり畑 バスツアー おすすめスポット10選
北竜町ひまわりの里(北海道北竜町)
日本最大規模のひまわりの作付面積を誇る北海道北竜町。約200万本以上のひまわりが一斉に咲き誇り、北海道ならではの雄大な景観とともに楽しめます。ひまわりの開花時期にあわせて、「ひまわりまつり」が毎年開催されます。巨大なひまわり迷路や遊覧車が登場し、各種イベントも実施されます。
明野のひまわり畑(山梨県北杜市)
日照時間が日本一といわれる山梨県北杜市。毎年、7月下旬~8月下旬に、約60万本に及ぶヒマワリの花が茅ケ岳広域農道沿いの3会場に広がり、ひまわりのフェスティバルが年開催されています。南アルプス、八ヶ岳、富士山の雄大な景観に囲まれて、約60万本のひまわりが咲き誇ります。
山中湖花の都公園(山梨県山中湖村)
「山中湖花の都公園」は富士山を背景にした約30万平方メートルの花畑で富士山の雄姿を眺めながら四季折々の花々を楽しめます。8月中旬~下旬には雄大な富士山を背景に約16万本のひまわりが咲き揃います。園内は無料の「花畑・農園エリア」と有料の「清流の里」に分かれ、ひまわり畑は無料で見ることができます。バスツアーでは「フルーツ王国」山梨ならではの旬のフルーツやワイナリー訪問なども楽しめます。
津南ひまわり広場(新潟県津南町)
第1畑〜第3畑の3つの畑に分けて、播種の時期をずらしていますので、約4週間にわたって約50万本のひまわりを楽しむことができます。ひまわりの開花時期には様々なイベントが開催されますが、人気のイベントは「ひまわりウエディング」。国際ホテル・ブライダル専門学校の学生達が、50万本のひまわり畑を活用したウエディングをプロデュースします。ひまわり迷路、かかしコンテスト、地元露店市も楽しめます。
観光農園花ひろば(愛知県知多市)
1年を通じて温暖な南知多ならではの気候を生かして、四季折々の花々を楽しめる観光農園。夏には約14万本のひまわりが咲き誇り、見晴台からは黄色いじゅうたんが敷かれたような光景を一望できます。花ひろば内に咲いている花をどれでも1人10本まで摘んで持ち帰ることができる花摘み体験が人気です。
南光ひまわり(兵庫県佐用町)
7月上旬頃から8月上旬頃にかけて、町内5地区で時期と場所をずらして合計約100万本のひまわりが咲き誇る夏の風物詩です。見ごろに合わせて開催される祭りでは、約25種類ものひまわりが咲き誇る世界のひまわり園のほか、ひまわり迷路や地元特産品の販売なども実施しています。
世羅高原農場(広島県世羅町)
世羅高原農場では、毎年、四季折々の花々が畑を美しく彩ります。夏には約6.5ヘクタールの広大な花植栽面積に、約50品種110万本のひまわりが咲き誇り、複数ある展望台から、圧巻の景色を楽しめます。期間中にはひまわりの迷路や花摘みコーナーなどのイベントが開催されます。
君田のひまわり畑(広島県三次市)
休耕田を活用して町中に植えられたことでできたひまわり畑。藤兼地区と石原地区の合計約6ヘクタールの畑に約100万本のひまわりが咲き誇ります。7月下旬には「ひまわりまつり」が開催され、川遊びや宝探しなどのイベントが行われます。
のこのしまアイランドパーク(福岡県福岡市)
能古島北部に広がる約15万平方メートルの自然公園「のこのしまアイランドパーク」では四季折々の花々を楽しめる福岡市民の憩いの場。カップルのデートスポットとしても有名です。7月中旬~8月中旬には約5万本ものひまわりが一斉に咲き誇り、あたり一面が黄色の絶景に包まれます。ひまわり畑の背景には博多湾が広がっており、青色と黄色の美しいコントラストが一望することができます。
杷木大ひまわり園(福岡県朝倉市)
国道386号線沿い、道の駅「原鶴」の向かい側にあるひまわり畑です 。毎年9月上旬から中旬にかけて、1.6ヘクタールの畑に16万本のひまわりが咲き誇ります。高さ約2メートル、花の大きさ約30センチに成長したひまわりが咲き乱れる景観は目を見張るものがあります。毎年、ひまわりの開花時期にあわせて「ひまわりフェスタ」が開催され、イベント広場でのステージパフォーマンス、物産品の販売などが行われます。また好きなひまわりを自分で選んで持ち帰ることができるひまわりの切り取り販売も実施されます。
長崎鼻(大分県豊後高田市)
「長崎鼻」は国東半島の先端に位置し、周防灘に向かい「鼻」のように突き出した岬です。岬に広がる花公園では一年を通じて、四季折々の花々を楽しめます。夏には約16.5平方メートルという広大なエリア一帯に約140万本のひまわりが咲き誇ります。また散策コースには平成26年(2014)に開催された国東半島芸術祭の数々のアート作品が常設されていて、アートも楽しめる「花とアートの岬」です。
まとめ
バスツアーの大きな魅力は何といっても移動が楽なこと。公共交通機関ではアクセスが不便な場所でも「バスツアー」なら直行することができます。またマイカーで行く場合、カーナビが普及しているとはいえ、慣れない道の運転でありがちなのが道迷いの心配も無用。自分で車を運転しなくてもいいので、アルコールも飲めます。出発間際まで受付をしているコースが多いのも魅力。「ひまわり畑 バスツアー」は「カップル」や「女子旅」におすすめ。夏はバスツアーに参加して、ひまわり畑観賞に出かけてみてはいかがでしょうか。